一応発売されたCDは全て聴いていた阿部真央なんだけど、基本的に好きなアーティストではあった。
アコースティック調な曲やロック調な曲と、器用な娘だと思っていたんだけど、このシングルでちょっと驚かされた。
今までなんとなく20代前半〜半ばぐらいかと思っていたけど、調べてみたら先月二十歳になったばかりだった・・・
二十歳でこんな詞を書けるなんて、これはもう才能でしょう。
まだデビューして1年ぐらい。
もともと自分の世界を持っていて、それを上手に表現できる才能も持っていたってことでしょう。
俺なんて芸術系の才能は皆無なので、年齢を重ねてもこんな詞は書けない。
すごく切ないメロディーと詞でかなりやられました。
カップリングの「私は貴方がいいのです」は詞が可愛らしい曲。
ちょっと初期の椎名林檎を思い出してしまった。
個人的には現在の林檎より初期の林檎が好きなので、それを引き継いでくれるようなアーティストでもある。
で、つい先日発売されたアルバム「ポっぷ(初回限定盤)(DVD付)」も聴いてみた。
このアルバムだけでもアコースティック、ロック、バラード、ダンス系、オヤジ系(笑)と様々な曲があって、才能を再確認致しました。
洗練された楽曲と、荒削りな楽曲とあって、聴いていて全く飽きない。
強さ、弱さ、荒っぽさ、繊細さ、脆さ、ワイルドさ、可愛さ、儚さが全部同居しているようなアーティストな気がする。
端から見ると二重人格に見える面も持っていそう。
そういうの、アーティストとして嫌いじゃないです。
これから先もチェックしていきたいアーティストの一人です。
ホントに二十歳なの?
ホントに凄いんですけど。
阿部真央 - 『いつの日も』 Now On Sale
01. いつの日も
02. give me your love
03. 私は貴方がいいのです
04. いつの日も (Inst.)