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Album「GAME」 - Perfume お花見 - 臥竜公園(長野県須坂市)
4 月 22

俺が小学生や中学生、高校生だった頃、アイドルの歌がやたらと売れていた気がする。
年齢がバレそうだけど(笑)、松田聖子、中森明菜、田原俊彦、近藤真彦、菊池桃子、少年隊、光GENIJI等々。
全員がそうだとは言わないが、かなり音痴、へたくそだった記憶がある。それでも皆キャーキャー言っていましたな。

歌唱力とは何を指すのか。
俺は専門家でもないし、特に音楽を勉強したわけではないから思う事を書こう。

歌が上手いと言われる人達に言える事
・音程が外れない
・声量がある
・高いキー、低いキーが発声できる
・効果的なスキャット等をアドリブで使える
・即興でハモれる
・などなど

じゃぁ、何が一番大事なのか?
「その歌を自分なりに吸収して表現できること」(上の条件に無いじゃん・・・)
なんだと思っている。

もちろん、音程は外さない方が良いし、声量や高低音も出せた方が良いと思うけど、
何よりその歌を表現できていなければ意味が無い。
名曲は誰が歌っても同じように名曲か?と問われれば、これは違うと思う。
歌い手がその曲の意味やメッセージを想像・理解できていなければ、聴いた人間の心にはその曲は届かないのだ。

俺は基本的に他人が作った曲を専門に歌う人をあまり評価しない。
何故なら、作った人がその曲の本当の意味やメッセージを知っているのだから、他人が全てを分かった上で歌うのはなかなか難しい。
それでもカヴァー曲を聴いていて「おっ!?」と思う事もあるが、大抵は歌っている人も普段は自分で作詞・作曲している人が多い。
他人が作った曲を歌っても評価できる人は、それまでに似た様な経験があるとか、人生経験に基づく想像力が豊かな人なんだと思う。
または、原曲とは全く違った意味・メッセージを持ち伝えられる人。こういう人達の歌はこちらにも伝わってくる事が多い。

歌い手が想像力も無く、経験も無いのに聞き手に伝える事ができたら、聞き手にとっては歌唱力があると思うんだろう。それはそれで聞き手がそう思うならばそれで良いと思う。

・・・と、ここまでは経験や想像力豊かな人なら何とかなるかもしれない。
が、俺個人の趣向では「声(質)」+「個性(歌い方)」もかなり大事。
こればかりは聞き手によって好みが違うので難しい。
また、歌い手にとって「声」は変えようが無いのでどうしようもない。

こんなこと書いていると、かなり条件を絞った所を潜り抜けて好きになった曲って凄い曲なんだと思う。
もちろん好きになる曲が全ての条件を満たしているわけでは無いけれど、欠けた要素を補えるくらい別の要素が強い(個性)って事なんだと思う。

歌唱力の話から少し?離れてしまったけど、俺にとっての歌唱力とは、
「心(経験・想像力)」+「声(質)」+「個性(歌い方)」+「表現力(に必要な技術)」
とします(笑)

何だかよくわからない結果となってしまった・・・(^^;;

でも・・・技術だけが上手い人、最近多いよね。。。

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